「光と影」について ~ ギャルバンについて
私は現在でこそ、プロのミュージシャンですが、かつて下積みの時代も経験しました。
そんな厳しい生活環境の中で、音楽を続けてきた経緯は綺麗事では語れません。
物事すべて光があれば闇があり、また、光なくして闇は存在しません。
この言葉の様に、私の音楽生活を支え続けた”女の子”がいました。
現在では残念ながら別れてしまいましたが、彼女がいたからこそ、私の成功だったのです。
今もあまり変わりませんが、当時の私は身勝手でした。
音楽生活をしながらのアルバイトをし、その稼ぎの大半が音楽に注がれていました。
その残りはギャンブルに使われていました。社会人であった彼女は、その事を非難しないで、ただ私の音楽での成功だけを祈っていてくれたのです。
でも、私はそのことにも気づかずファンが増えれば、いい気になって私生活での彼女の苦労など考えてもいませんでした。
その上、些細な事でケンカになれば、私はとてつもなく横暴でした。
今思うと、当時の私はかなりの問題児でした。そのあげく、口論の末、マンションを飛出し、それっきり彼女とは会っていません。
それから、メンバーにも頼りたくなかった私は、1年程ホームレスにもなりました。
こうして人生を見つめ直していた時に、彼女の存在価値が分かったのでした。
それからとうものの、私は一生懸命に仕事と音楽に打ちこみ、会社を設立し経営をしました。(音楽企業ではありません)
そして、現在は、もともと目指していた音楽業界で頑張っています。
人間はありふれた日々の中で、いつの間にか、失っている大切な何かが必ずあるものです。
そのことに気づくか…気づかないかは…己自身の所業です。
今はただ、彼女に「ありがとう」と言いたい気分です。